企業勤めの経験をより活かせる私立高校というフィールド
大学で英語の教員免許を取得後、「実際に企業に勤めて世の中の動きや様々な仕事を知ったうえで教壇に立ちたい」という思いから、企業の人事課題解決を支援する企業で7年間経験を積みました。
転職にあたっては、教員としてはもちろん、民間で多くの企業の課題解決に携わった経験をより自由に活かせそうな私立高校への転職を検討しました。本校は学力層幅広い生徒が在籍しており、進学に向けた受験対策だけではなく、就職に向けた進路相談なども生徒に伴走します。そのため、自分が民間企業で働いた経験は生徒の進路支援にあたって大いに参考になっています。
卒業後、生徒が自律して自己実現に向かっていけるような指導の在り方
生徒が主体的・自律的に物事を考えていけるような指導を心がけています。社会に出たときの立ち居振る舞いや教科ごとの知識などを学んでいくことだけではなく、ものごとに対してまずは自分の意見を持つ、選ぶ、なぜそのように考えるか意見を深めるといった思考のプロセスを踏んでもらうことを大切にしています。小さくとも、そのことが生徒の主体性や自律性を高めてくれると信じて関わるようにしています。
民間企業での経験を活かしつつ、生徒の成長に伴走できること
教員は学生時代からの夢で、いつか挑戦したいと思っていた職業でした。自分の経験を活かしながら、未来ある存在である生徒の成長に伴走できることは何にも代えられない喜びです。また、教職員がより生徒にエネルギーを注げる働きやすい環境にしていくためにいくつかのプロジェクトに属しており、民間での経験を職場に還元できていると感じられたときは、転職したことの意義を感じられます。